2009年3月  

ジョン・レノンを殺害した服役囚が5回目の保釈申請

2008年8月13日水曜日


11日付の米紙デーリー・ニューズによると、ビートルズの元メンバー、ジョン・レノンさんを1980年に殺害したマーク・チャップマン服役囚(53)の5回目の仮釈放申請について、レノンさんの妻、オノ・ヨーコさんがニューヨーク州の仮釈放委員会に反対意見を伝えた。同委員会は今週、マーク・チャップマン服役囚の保釈申請を審査する予定で、過去4回の申請はいずれもヨーコさんと息子に身の危険が及ぶ可能性があると主張し却下されたという。チャップマン服役囚は刑務所で、殺害事件当時に結婚した妻のグロリア・ヒロコさん=ハワイ在住=の訪問を年に一度は受け、独房で一定時間を一緒に過ごすことを認められている。しかし2000年以降、4回の仮釈放申請が出されたが、レノンさんの妻、オノ・ヨーコさんの反対などですべて却下された。委員会によると、審査に合わせ、レノンさんのファンらから仮釈放に反対する50通の手紙と1100人分の署名が届いた。賛成する手紙は3通だった。

米紙デーリー・ニューズが掲載したマーク・チャップマン服役囚(中央)と妻のグロリア・ヒロコさんの写真(共同)


0 Comments: